2014年1月21日火曜日

△18 登(渡辺崋山1793-1841)書 広瀬旭荘(1807-1863)詩 馬図 「無由絶漠立奇功・・・」


馬 図
無由絶漠立奇功 徒繋尋常群馬中
老去猶懐千里志 長鳴振鬣柳陰風
広瀬旭荘之句 余有感于此句故書


馬の図
絶漠奇功を立つるに由(よし)無く、
徒らに繋がる尋常群馬の中。
老い去りて猶懐(いだく)く千里の志、
長鳴鬣(たてがみ)を振う柳陰の風。
広瀬旭荘の句
余 此の句に感ずる所有り。
故に書く。


無由:方法がない。
絶漠:遠い戦場砂漠の地。
奇行:すぐれた功績。
長鳴:一声長くいななく。

馬の絵に己の高い志を重ねたもの。

千里の馬

唐宋八家文読本
(巻一)韓愈(雑説)

登 [登] [崋山印]
[全楽堂]

1 件のコメント:

  1. これですが、登と落款から、渡辺崋山の書だと思います。崋山の名前は登です。是非、鑑定をしてみてはいかがでしょうか。

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